ニキビの悩みに新たな解決法！？注目されるゼビアックスクリームとは

多くの方にとっての悩みの種である、ニキビ。「市販薬やこれまでの薬であまり良くならない」「美容皮膚科に通おうかと思ったけれど、費用が高い」など、治療法について不安視する方も少なくありません。

そんななか、ニキビの治療法として近年登場した『ゼビアックスクリーム』は、悩み解消に新しい道を開いてくれるとして注目されています。今回の記事では、ゼビアックスクリームの特徴とメリットについてご説明します。

ゼビアックスクリームとは？

まずゼビアックスクリームとは、アクネ菌や黄色ブドウ球菌などの細菌の発生を抑える、キノロン系外用抗菌薬です。ニキビ治療のほかに、とびひなどの表在性皮膚感染症の治療で使われています。

ゼビアックスクリームは正式には『ゼビアックス油性クリーム』として、2021年6月から販売されています。ただ市販薬としての取り扱いはされていないため、医療機関を受診し医師の処方が必要です。

ニキビ治療には、ほかにも多くの外用薬がありますが、注目されるのには以下のような特徴があります。

抗菌力が高い

ニキビ治療の抗菌薬に必要となるポイントは、細菌の発育や増殖を防ぐ濃度『MIC値』です。MIC値が低ければ低いほど、抗菌力が強く、ニキビの原因のアクネ菌やブドウ球菌に対する効力があると言えます。

ゼビアックスクリームは、その点、従来のニキビ治療薬よりもMIC値が低くなっているため、ニキビ解消に役立つと考えられています。

塗る回数を抑えられる

一般的に、ニキビ治療に使われる外用抗菌薬は1日に数回塗布するように定められています。ニキビを解消するには必要なことですが、なかには面倒に感じられる方も少なくありません。

ゼビアックスクリームは1日1回の塗布で済みます。それでいてニキビ解消にも確かな変化を感じられるため、「忙しいけれどニキビをしっかりと改善したい」と思われる方には適切な外用抗菌薬と言えるでしょう。

ゼビアックスクリームの使い方

ゼビアックスクリームを適切に使うには、症状に適しているか、また塗布するタイミングを知る必要があります。

ゼビアックスクリームは、どんなケースに適している？

ニキビには多様な種類があり、ケースによって対応が変わります。ゼビアックスクリームが適しているのは、赤ニキビと黄ニキビです。

ゼビアックスクリームはアクネ菌や黄色ブドウ球菌などの細菌の発生を抑えるための薬です。だからこそ、ある程度症状が進行した状態の赤ニキビや黄ニキビの治療に向いています。

反対に、白ニキビや黒ニキビのような初期症状、さらにはニキビ跡の治療には使われていませんので、注意しましょう。

1日1回、患部に塗る

先の項目でご説明した通り、ゼビアックスクリームの塗布は1日1回です。スキンケアの後やメイクの前に気になる箇所へゼビアックスクリームを塗りましょう。ニキビに適量を優しく塗り、ほかの場所に塗らないように気をつけましょう。

夜に一回塗布することで、メイクの邪魔にならず塗りやすいです。
またゼビアックスクリームを塗布した後にスキンケアをすると、ニキビではない部位に塗り広げてしまうため、ゼビアックスクリームの外用はメイク・化粧を落とし、スキンケアの後、一番最後に塗布することをお勧めします。
他のニキビ外用薬である「ベピオゲル」や「エピデュオゲル」と併用している方は、同時に外用すると変色するため、朝の洗顔後、スキンケアの後にゼビアックスクリームを塗布しましょう。

塗り忘れにきづいたら、なるべくすぐに塗布が必要となりますが、次の日の塗るタイミングが近ければ、次の日まで待つのが理想です。

ゼビアックスクリームはマイピルで処方できます

ニキビ治療に新たな可能性が期待されるゼビアックスクリームは、医療機関での処方が前提条件となりますが、オンライン診療で医師の処方を受け、購入も可能となりました。特にマイピルではオンライン診療でのゼビアックスクリームに対応していますので、赤ニキビや黄ニキビにお悩みの方はぜひご相談ください。