生理がなかなか終わらない!?出血が長引く過長月経とは
生理はまだ先なのに出血がある!?排卵期出血とは
監修者:産婦人科専門医 原野尚美
最終更新日

「生理よりも10日ほど早く出血があり、数日続いている」、そんな経験をする方は少なくありません。自然な生理は25日から38日周期で訪れるため、タイミングのずれに驚くこともあるでしょう。実際の生理予定日よりも2週間前後早く来る生理は、『排卵期出血』である可能性が高いです。
今回の記事では、排卵期出血や症状について解説します。
目次
- 1.排卵期出血とは
- 2.排卵期の過ごし方
- 3.排卵期出血が続く場合は、医療機関に相談しましょう
排卵期出血とは
まず排卵期出血とは、生理から2週間後の排卵期に起こる出血のことです。
1か月の女性ホルモンの動きを分けると、
- 生理中
- 卵胞期
- 排卵期
- 黄体期(生理前)
となります。卵胞期が終わり、黄体期に入る前に排卵期がやってきますが、ここで女性ホルモンの働きが大きく変化します。
排卵期は、これまで出ていた卵胞ホルモンの分泌が低下する時期です。これにより、子宮内膜が剥がれ落ち、生理中に似た出血が起こるケースがあります。
排卵期の出血
排卵期の出血は、色や状態が生理時と似ているため、間違えてしまう方も多いかもしれません。しかし、「生理時よりも量が少ない」「3日程度で出血が終わる」という特徴があります。
生理時の出血量はナプキンを使用するほどに多く、特に1日から2日目は違和感を覚えるほどの量になります。これに対し、排卵期出血は少し気になる程度で、せめて下着に血が付かないようにナプキンをするくらいで構いません。また、生理時のように一週間程度続くことはなく、比較的短い期間で出血がなくなります。
排卵期の症状
排卵期には、生理中と似たような症状が目立つこともあります。
特に目立ちやすい症状は、『排卵痛』とも呼ばれる腹痛です。生理中ほどではないものの、重苦しい腹痛に悩む方が多いとされています。そのほかにも、腰痛や頭痛、むくみやだるさ、不眠やイライラ感など、生理中にも起こる症状が出ることもあります。
排卵期の過ごし方
排卵期は女性ホルモンの働きが大きく変わり、また黄体期に向かう時期でもあります。黄体期や生理前で体調を崩す方が多いことを考えると、この時期は体調管理がとても大切になってきます。
- 無理をしない
- 生活リズムを整える
- 身体を温める
以上の3点を心がけましょう。
精神的・体力的なストレスは、女性ホルモンに直接影響します。仕事やダイエットの無理が裏目に出て、PMSや生理中の症状が重くなってしまうこともあるほどです。だからこそ、適度な休息と規則正しい生活を意識し、また身体を温める習慣を作っておきましょう。
排卵期出血が続く場合は、医療機関に相談しましょう
排卵期出血は特に危険な症状ではありませんが、子宮筋腫や子宮内膜症、膣の炎症、無排卵出血など、危険な病気が隠れているケースもあります。生理中でもないのに出血がある、頻繁に起こるなどの状態に心当たりがある場合には、できるだけ早めに婦人科を受診し、異常がないかを確認しましょう。
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監修者
産婦人科専門医原野 尚美
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