私の生理痛は大丈夫?生理痛の重さレベルをチェックしよう
友人との旅行やデート、結婚式、大事な仕事の予定など、重なってほしくない日に生理が来てしまう・・・そんな悩みは、多くの女性が抱えているもの。しかし、婦人科で処方されるピルを適切に使うことで、大事な予定日と生理の重複を避けられるようになります。
今回は、生理移動ピル(中用量ピル)の効用と状況に合わせた使い方について解説します。
生理移動ピルとは
婦人科で処方されるピルには、
- 避妊、生理痛やPMSの軽減のために使われる『低用量ピル』
- 緊急避妊のために使われる『アフターピル』
に加え、
- 生理を早めたり遅らせたりする『生理移動ピル(中用量ピル)』
があります。生理移動ピル(中用量ピル)は、『生理移動ピル(中用量ピル)』とも呼ばれています。
生理移動ピル(中用量ピル)には、低用量ピルやアフターピルと同じように女性ホルモン『卵胞ホルモン(エストロゲン)』『黄体ホルモン(プロゲステロン)』が配合され、排卵や生理をコントロールする働きがあります。ピルを飲むことで、身体が生理の必要性を状況に合わせて判断できるようになり、早めたり遅らせたりなどの調整ができるようにもなります。
生理移動ピル(中用量ピル)の使い方
ここで注意が必要なポイントは、生理移動ピル(中用量ピル)は生理を早めるか・遅らせるかで適した対象が異なる点です。
生理を早める場合
生理を早めるには、生理予定日の前の月から飲み始める必要があります。
- 8月15日に生理が来る予定で、旅行の予定日でもある場合
には、
前月の生理開始3~5日目から、2週間程度生理移動ピル(中用量ピル)を飲み続けることになります。これにより、身体が生理を早めるように働きだし、8月7日前後に生理が来るでしょう。早めに生理が終わるため、安心感を持って大切な予定日を過ごせるようになります。
生理を遅らせる場合
生理を遅らせるには、生理の予定日の数日前からピルを飲み始めます。
- 8月15日の生理予定日と旅行の予定日が重なっている場合
には、
8月10日ごろから生理移動ピル(中用量ピル)を1週間前後、生理がきて欲しくない日まで飲み続けます。その後、2~3日してからの8月20日ごろに生理が訪れる仕組みです。
タイミングに合わせて飲み方を選びましょう
生理移動ピル(中用量ピル)は、生理を早める・遅らせるという2つの調整が可能ですが、予定日との時間差によって適した対応が変わります。早める場合には前の生理から1か月以上時間があるときに適しています。反対に、生理を早めるための時間的な余裕が見られない場合には、遅らせるための対処法が適切です。
生理移動ピル(中用量ピル)は市販での購入が不可能で、婦人科を受診したうえで処方されることとなっています。婦人科を受診するスケジュールも考えると、どちらの方法を選ぶにしても、時間的な余裕がとても大切なポイントです。
予定日の確認と早めの行動を心がけ、大切な日を万全の調子で過ごせるようにしましょう。
生理移動ピル(中用量ピル)の詳細は、以下のリンクからご確認ください。
https://www.mypill.online/lpD_idou.html
また低用量ピルを服用中の方は、服用中の低用量ピルを使用して生理の移動ができます。
この場合には、現在飲んでいる低用量ピルのタイミングを調整し、希望通りの日程に合わせていくこととなります。こちらはタイミングをしっかりと確認したうえでの服用がとても大切なポイントになりますので、以下のリンクからタイミングを把握しておきましょう。







