生理がなかなか終わらない!?出血が長引く過長月経とは
目を開けるのも辛い!生理前に眠くなる原因と対処法
監修者:産婦人科専門医 原野尚美
最終更新日

十分に睡眠時間をとっているのに、気を抜くと眠気に襲われる・・・。「変だな」と思いながらカレンダーを見ていたら、もうすぐ生理だった・・・。そんな経験をした方は少なくないことでしょう。生理前はさまざまな体調の変化があらわれますが、眠気もそのうちの一つです。
今回は、生理中に眠くなる原因と対処法について解説します。
目次
- 1.生理中に眠くなる原因
- 2.生理前の眠気への対処法
- 3.あまりにも生理前の症状が辛ければ、低用量ピルを試してみよう
生理中に眠くなる原因
「普段では考えられないほどの強い眠気を感じる」
「気を緩めると眠気に襲われ、すぐにでも眠りたくなる」
「あまりにも眠いため、仕事にも家事にも集中できず、注意力がそがれてしまう」
生理の2週間前からこのような症状に心当たりがある場合、PMS(月経前症候群)である可能性が高いです。
生理前になると、PMSとして腹痛や腰痛、頭痛などの身体的症状、イライラ感や不安感、うつなどの精神的な症状があらわれます。あまり知られてはいませんが、眠気の強さもPMSの一つです。
眠気を起こす物質が出る
生理前は『黄体ホルモン(プロゲステロン)』が分泌されます。プロゲステロンの量が多いとき、分解されて『アロプロゲステロン』が分泌されることがあります。このアロプロゲステロンが、生理前に眠気を引き起こす原因です。
アロプロゲステロンの働きにより、日中でも睡眠薬を飲んだくらいに眠くなることがあります。
自律神経の乱れ
プロゲステロンの分泌が活発になると、自律神経の働きも乱れます。自律神経は私たちの身体と心を支えるには欠かせない場所であるため、バランスが乱れると体調を崩しやすくなります。結果、睡眠の質の低下が起こり、日中に眠くなってしまうのです。
生理前の眠気への対処法
「生理前の眠気はホルモンバランスが関係しているから、改善は難しい」と思われる方が多いですが、必ずしもそうとは言い切れません。毎日の体調管理をしっかりしていれば、その日からでも日中の眠気を軽減できます。
仮眠や昼寝をとる
10分から30分の仮眠や昼寝をすることで、日中の眠気が軽減されます。目を覚ますころには身体がすっきりとし、仕事にも勉強にも家事にも元気よく取り組めるようにもなるでしょう。生理前はただでさえ疲れやすくなるため、こまめにケアをしてあげるのが理想です。
ただし、30分以上眠ると夜の寝つきが悪くなってしまうことから、寝すぎには注意が必要です。
無理をしない
体力的な無理をしないことも、生理前には意識しておきたいポイントです。いつもより早く眠る、アロマやハーブティーでリラックスできる時間をとるなどで、自律神経を整えてみましょう。それだけでも生理前の過ごし方が大きく変わります。
あまりにも生理前の症状が辛ければ、低用量ピルを試してみよう
これらの対処法も役立ちますが、毎月のように眠気を強く感じる、ほかの症状も出るなどの辛さがある場合には、低用量ピルをおすすめします。低用量ピルは避妊のために使われるだけでなく、PMSや生理痛の緩和のためにも処方されます。特にPMSは女性ホルモンの働きによって左右されるため、症状が強く出る方は試してみる価値があります。
低用量ピルは、オンライン診療でも処方できます。眠気にお困りの方はぜひご検討ください。
監修者
産婦人科専門医原野 尚美
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