私の生理痛は大丈夫?生理痛の重さレベルをチェックしよう
低用量ピルを普段から使っていても、緊急時にアフターピルを必要になるときがあります。そんなときに気になるのが、「低用量ピルに切り替えるにはどうしたらいいの?」「低用量ピルはアフターピルの代わりにはならないの?」というポイントです。
今回の記事では、アフターピルから低用量ピルへの切り替え方と適切な飲み方について解説します。
アフターピルは低用量ピルとの併用ができる
毎日低用量ピルを飲んでいても、時として避妊に失敗してしまう日がないとは言い切れません。また、低用量ピルを飲み忘れてしまったときには、その分避妊に失敗するリスクは高くなります。そのような場合に備え、普段から低用量ピルを飲んでいてもアフターピルを飲むことは、十分に可能です。
低用量ピルを服用していてもアフターピルを併用したほうが良い場合は以下となります。
- 低用量ピルを服用中1~7日目に3錠以上飲み忘れた場合。
次の偽薬服用期間(21錠タイプの場合休薬期間)までの性行為 - 低用量ピルの前のシートから次のシートに移行する際に飲み忘れ期間が3日以上の場合。
次の偽薬服用期間(21錠タイプの場合休薬期間)までの性行為 - ピルの効果を弱めるサプリメントや漢方、薬を内服した場合
低用量ピルを飲み忘れた場合の対応は?
普段から低用量ピルを飲んでいても、偶然に飲み忘れて避妊ができなかった場合にも、アフターピルを飲んで構いません。その場合には、消退出血がなくても低用量ピルを再開しましょう。アフターピルを飲んだ後の排卵を防ぎ、避妊防止に役立てられます。
低用量ピルはアフターピルの代わりにはならない
一部のインターネット情報に「低用量ピルはアフターピルの代わりになりえる」と書かれるケースが多いですが、実際にそれは不可能だと言えます。また、低用量ピルをアフターピルの代わりに使うのはリスクが高いため、避妊のためを考えるのなら避けましょう。
最も優先されるべきポイントは、費用や受診の手間以前に、確実に避妊ができるかどうかです。お金と時間を惜しんだばかりに望まない妊娠をしてしまっては、後に中絶をしなければならないこともあります。中絶が母体に与えるダメージは大きく、その後精神的な負担を背負って人生を送る結果にもなりかねないため、避妊を第一優先として行動しましょう。
まとめ
今回の記事では、低用量ピルとアフターピルの併用の仕方、注意点についてお話ししました。2つとも性質と用途が違うピルであるため、併用に戸惑うこともあるかと思われますが、医師の指示を守っていれば問題ありません。適切な飲み方からそれず、確実な避妊につなげましょう。







