排卵期出血と不正出血の見分け方|量・色・時期
アフターピルを買える薬局を探していらっしゃるのですね。急いでいるときに「どの薬局なら買えるのか」がすぐ分からないのは、本当にもどかしいことだと思います。緊急避妊薬は2026年2月2日から薬局で購入できるようになりましたが、買える薬局には条件があります。この記事では、探し方から購入当日の流れ、そして買えなかったときの次の手までを順にお伝えします。手順どおりに進めれば、迷う時間を短くできます。
アフターピルを買える薬局には条件があります
厚生労働省の一覧に載っている薬局に限られます
厚生労働省のページには「令和8年2月2日(月)より販売が開始されました」と記載されており、対象は「レボノルゲストレルを有効成分とする要指導医薬品である緊急避妊薬」です。ただし、販売できるのは同省が公表する一覧に掲載された薬局等に限られます。近所の薬局に電話しても「うちでは扱っていません」と言われることがあるのは、この仕組みによるものです。
薬局側の要件としては、近隣の産婦人科医等との連携体制の構築が求められています。厚生労働省の審査報告書にも、販売にあたって「近隣の産婦人科医及びワンストップ支援センターを紹介することが可能である」との連携体制が示されています。単に薬を売るだけの窓口ではなく、必要なときに医療や支援へつなぐ役割まで含まれているということです。
一覧は毎月更新されます
この一覧について厚生労働省は「販売可能な薬局等の一覧は、基本、毎月上旬に1回更新します。更新の際に、追加だけでなく、削除されていることもあります」と説明しています。前に見たときの情報を頼りに出かけると、行き違いが起きることがあります。探すときは、その都度最新の一覧を開いてください。
買える薬局の探し方

一覧でお住まいの地域を確認する
厚生労働省のページから、販売が可能な薬局等の一覧を開き、お住まいの都道府県や市区町村で該当する薬局を確認します。チェーン名で判断はできません。同じチェーンでも、掲載されている店舗と掲載されていない店舗があります。判断の基準は店舗単位です。
行く前に必ず電話をかける
厚生労働省は「在庫や販売可能な薬剤師の勤務状況等の確認のため、あらかじめ当該薬局等に電話連絡することを推奨」しています。一覧に載っていても、そのときに在庫がない場合や、研修を修了した薬剤師が勤務していない時間帯があります。電話では「緊急避妊薬の購入を希望しています。今から伺えますか」と伝えれば十分です。言いにくい場合でも、この一文だけで通じます。
候補は2か所以上おさえておく
1か所目で買えなかったときに動き直せるよう、候補を複数用意しておくと安心です。急いでいる状況では、この段取りが時間の差になります。
薬局で購入する当日の流れ
実際の購入は、通常の市販薬とは進み方が違います。あらかじめ知っておくと、当日おどろかずに済みます。
| 段階 | 内容 | 補足 |
| 事前 | 一覧で確認し電話する | 在庫と薬剤師の勤務を確認 |
| 来店 | 本人が薬局へ行く | 代理購入はできない |
| 確認 | チェックシートに記入する | 薬剤師が内容を確認 |
| 説明 | 薬剤師から説明を受ける | 研修を修了した薬剤師が対応 |
| 服用 | その場で1錠を服用する | 持ち帰りはできない |
厚生労働省の審査報告書に示された用法・用量は「性交後72時間以内に本剤1錠を薬剤師から受け取り、その場で服用する」です。また販売については「緊急避妊薬の取り扱いに係る研修を修了した薬剤師によってのみ販売又は授与されるよう、必要な措置を講じること」とされ、「購入前のチェックシートによる確認等による適正使用推進策」が設けられています。
製造販売元である第一三共ヘルスケアの案内では「薬剤師の面前で服用する必要があります」「1錠を購入し、薬剤師の前で服用します。持ち帰ったり他人に渡すことはできません」と説明されています。あわせて「年齢制限もありません」「パートナーや親の同意は不要です」とされ、「服用する女性本人のみ購入できます。男性は購入できません」と案内されています。
薬局で買えないことがあるのはどんな場合か
一覧に載っている薬局に行っても、購入できないことがあります。第一三共ヘルスケアの服用前セルフチェックでは、確認項目として「服用希望者(女性)本人が来店し服用する」「性交後72時間以内である」といった条件が挙げられています。また、レボノルゲストレルを含む医薬品を服用してアレルギー症状が出たことがある場合、肝臓病の診断を受けている場合、現在妊娠している場合も確認項目に含まれています。
同社は「購入前に妊娠検査薬での検査が必要になる場合や、ノルレボの購入ができない場合があります」とも案内しています。買えなかったとしても、あなたに問題があるということではありません。安全のための確認が働いた結果です。その場合は、次の手に切り替えましょう。
買えなかったときの選択肢
薬局で購入できなかった場合や、近くに販売薬局がない場合は、医療機関の受診とオンライン診療という道が残っています。産婦人科などを受診すれば、診察を受けたうえで受け取れます。人前での服用に抵抗がある方にとっても、受診のほうが落ち着いて話せることがあります。
マイピル(マイピルオンライン)は、提携医療機関の医師と患者をつなぐオンライン診療支援サービスです。診療は提携クリニック(六本木ウィメンズヘルスクリニック等)の産婦人科専門医などが行い、ご利用は女性の方に限ります。アフターピルは高校生(15歳)以上が対象で、15歳で高校生の方は学生証のご提示が必須です。
現在の診療方法は電話診療のみです。対面診療やビデオ通話での診療は行っておりません。ご予約時間になりましたら、医師の携帯電話または050から始まる番号よりお電話します。ご予約枠は30分単位のため、たとえば11時00分のご予約であれば11時00分から11時30分の間にお電話します。周囲の音が気にならない静かな空間でお待ちください。お電話に出られない場合は自動キャンセルとなります。
お薬は配送でお届けします。当日発送の締め切りは平日16時00分まで、土日祝は12時00分までに決済確認が取れた場合で、最短翌日にお届けします。ただし北海道、中国、四国、九州、沖縄、離島などは翌日到着ができません。お急ぎで間に合わない可能性がある場合は、近隣の産婦人科の受診をおすすめします。なお、処方確定後(医師の診察後)のキャンセル・返金・返品はお受けできません。
費用と支払いについて
薬局で購入する場合の価格は販売元や店舗の設定によります。電話で確認しておくと安心です。マイピルでは、表示されている価格はお薬代のみで、診療費と送料は別途かかります。お支払いは、クレジットカード決済、QRコード・スマホ決済(PayPay・au PAY・メルペイ・PayPal)、atone翌月払い、あと払いペイディ(Paidy)、銀行振込がご利用いただけます。手元に余裕がない時期でも選べる方法があります。
薬局で相談するときの伝え方
電話や店頭で何と言えばいいのか、迷う方も多いと思います。「緊急避妊薬を購入したいのですが、今日対応いただけますか」。これで十分伝わります。詳しい事情を説明する必要はありません。もし声に出しづらい場合は、スマートフォンの画面に用件を書いて見せる方法でもかまいません。薬剤師にとっては業務のひとつであり、驚かれることも責められることもありません。
店頭では、相談用のカウンターや個別のスペースに案内されることがあります。周囲に聞かれたくない場合は、その旨を伝えれば配慮してもらえることが多いです。伝えていいのだと知っておくだけで、当日の気持ちが少し軽くなります。
服用したあとに確認したいこと
服用後は、吐き気や頭痛、不正出血などが起こることがあります。服用後2時間以内に吐いてしまった場合は効果に影響することがあるため、医療機関にご相談ください。またアフターピルは、飲めば必ず妊娠を避けられるものではありません。次の月経が大幅に遅れるときや、量がいつもと明らかに違うときは、妊娠検査や受診で確認してください。
アフターピルが買える薬局によくあるご質問
Q. 処方箋は必要ですか
販売が可能な薬局等で購入する場合、処方箋は必要ありません。ただし薬剤師による確認と、その場での服用が前提となります。
Q. 保険証は必要ですか
薬局での購入は保険を使う手続きではないため、保険証を求められる仕組みではありません。医療機関を受診する場合は持参をおすすめします。
Q. パートナーに買ってきてもらえますか
できません。製造販売元の案内では「服用する女性本人のみ購入できます。男性は購入できません」とされており、ご本人の来店と服用が前提です。
Q. 未成年でも買えますか
製造販売元の案内では「年齢制限もありません」「パートナーや親の同意は不要です」とされています。なおマイピルのオンライン診療では、アフターピルは高校生(15歳)以上が対象で、15歳で高校生の方は学生証のご提示が必須です。
Q. 家族に知られたくありません
マイピルからの配送は、品物名を「サプリメント」、依頼主を「同上」と記載し、中身がわからない梱包でお届けします。受け取りは自宅のほか、郵便局留め、クロネコヤマトセンター留めをお選びいただけます(別途手数料がかかる場合があります)。コンビニ受け取りには対応しておりません。
まとめ|一覧で調べて、電話してから向かいましょう
アフターピルを買える薬局は、厚生労働省が公表する一覧に掲載された店舗に限られ、一覧は毎月上旬に更新されます。行く前に電話で在庫と薬剤師の勤務状況を確認するのが確実です。購入はご本人のみで、チェックシートの確認を受け、薬剤師の面前で1錠を服用します。条件に当てはまらず購入できない場合や、近くに販売薬局がない場合は、医療機関の受診やマイピルの電話診療をご検討ください。個別のご案内が必要な場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
参考文献
2.要指導医薬品である緊急避妊薬の販売が可能な薬局等の一覧/厚生労働省







