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アフターピルがあれば避妊しなくても良い?低用量ピルとの違い
監修者:産婦人科医 原野尚美
最終更新日

「アフターピルがあれば避妊しないで性行為を行っても良いの?」
「アフターピルと低用量ピルは何が違うの?」
アフターピルは緊急避妊薬、低用量ピルは月経困難症の治療や避妊などに使う薬です。アフターピルさえきちんと用意できていたら、普段から使う低用量ピルは必要ないのではと考えている方もいるかもしれません。
低用量ピルは毎日服用する必要があるので、使わなくて良いなら楽だと感じる方もいるでしょう。今回は、アフターピルの正しい使い方、アフターピルと低用量ピルの違いを詳しく解説します。
目次
- 1.アフターピルは緊急時の避妊として使うのが理想
- 2.アフターピルの使用が想定されるシーン
- 3.低用量ピルなら普段からの避妊対策ができる
- 4.低用量ピルとアフターピルの違い
- 5.低用量ピルやアフターピルのことならマイピルへ
- 6.アフターピルと低用量ピルの違いに関するよくある質問
- 7.まとめ
アフターピルは緊急時の避妊として使うのが理想
アフターピルの別名は緊急避妊薬です。「緊急」の名前のとおり、アフターピルは緊急性が高いときに服用します。具体的には、避妊に失敗したときやリスクのある性行為を行ったときです。
低用量ピルのように計画的に妊娠を回避するものではありません。現在、アフターピルにはレボノルゲストレルとエラの2種類があります。
レボノルゲストレル | 妊娠の可能性がある性行為を行ってから72時間以内に服用する。 |
---|---|
エラ | 妊娠の可能性がある性行為を行ってから120時間以内に服用する。 |
レボノルゲストレルは72時間以内、エラは120時間以内に服用することで高い避妊効果が期待できます。しかし、この時間を過ぎたからといって避妊効果がゼロになるわけではありません。
レボノルゲストレルの場合、72時間以内に服用したときの妊娠阻止率は84%ですが、72時間を超えて服用すると63%に減弱します。
アフターピルの使用が想定されるシーン
アフターピルは、避妊に失敗したときに緊急的に用いるものです。例えば、次のようなシーンで使用します。
- 避妊なしの性行為をしたとき
- コンドームの破損やピルの飲み忘れがあったとき
- 性被害に合ったとき
避妊なしの性行為をしたとき
排卵日付近で避妊なしの性行為を行うと、妊娠の可能性が高まります。避妊せず性行為を行った場合の1年間の妊娠率は85%です。低用量ピルを正しく服用したときの妊娠率が0.3%であることを考えると、避妊しないことがどれだけリスクが高いものなのか分かるでしょう。
コンドームの破損やピルの飲み忘れがあったとき
コンドームは手軽に利用できる避妊方法ですが、破損してしまう場合もあります。破損したり穴が開いていたりした場合、妊娠の可能性が高まるので注意しましょう。
正しい方法でコンドームを使用できていなかった場合の1年間の妊娠率は18%です。意外と高い数字なので妊娠を望まない方は注意しなければなりません。
低用量ピルの飲み忘れがあった場合も妊娠の危険性が高まります。2錠以上の飲み忘れがあった場合は、妊娠の可能性が高くなるため7錠以上連続して服用するまではコンドームを使用するか性行為を控えなければなりません。
性被害に合ったとき
女性の場合は、性被害を受けるなど予期せぬタイミングで緊急の避妊が必要になるケースがあります。性被害に合い、緊急避妊を行わなかったために妊娠してしまった女性はこれまでに多くいます。
内閣府男女共同参画局のデータによると、無防備な性行為による妊娠率は8%とのことです。
犯罪被害給付制度により緊急避妊や人工妊娠中絶にかかる費用の全額または一部が警察により支給され性感染症の検査も行われるため、被害に合った場合は速やかに警察へ相談するのが望ましいとされています。
低用量ピルなら普段からの避妊対策ができる
アフターピルは緊急的に用いるものです。一方で低用量ピルは普段からの避妊対策として用います。
避妊に失敗したときだけ服用するのではなく、基本的に毎日飲むことになります。28錠タイプは毎日服用し、21錠タイプは7日間の休薬期間を挟みます。
低用量ピルとは
低用量ピルは、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が配合された飲み薬のことです。エストロゲンが1錠あたり30~40μg含まれたものを低用量ピルと呼んでいます。
女性ホルモンを体の外から補うことで、体内のホルモンを一定に保つことが可能です。低用量ピルには以下の3つの作用があるため、避妊効果を得られます。
- 排卵を抑制する
- 受精卵が子宮内膜に着床するのを防ぐ
- 精子が子宮内に侵入するのを阻止する
低用量ピルを服用したときの妊娠率
低用量ピルを服用したときの妊娠率は以下のとおりです。
理想的な使用をした場合 | 0.3% |
---|---|
一般的な使用をした場合 | 9% |
飲み忘れがなく正しい方法で低用量ピルを服用した場合の1年間の妊娠率は0.3%となっています。99.7%は避妊に成功しているため、高い避妊効果があるといえるでしょう。
ただし、飲み忘れがあった場合の妊娠率は9%にまで上がります。十分な避妊効果を発揮するためには、1日1回、毎日ほぼ決まった時間に飲み忘れがないよう服用を続けることが大切です。
低用量ピルとアフターピルの違い
低用量ピルとアフターピルには、以下のような違いがあります。
アフターピル | 低用量ピル | |
---|---|---|
服用タイミング | 避妊に失敗したとき | 毎日 |
避妊の仕組み |
|
|
避妊効果 | レボノルゲストレルの場合、性行為から72時間以内に服用したときは84%の妊娠阻止率がある。 | 飲み忘れることなく正しく服用すると99.7%の避妊効果がある。 |
主な副作用 | 頭痛(12.3%)、傾眠、消退出血(46.2%)、不正子宮出血(13.8%)、悪心、倦怠感、下痢、腹痛など ※ノルレボ錠の副作用 |
下腹部痛、悪心(29.4%)、嘔吐、頭痛、むくみ、体重増加、下痢、腹痛、めまい、片頭痛など ※トリキュラーの副作用 |
低用量ピルやアフターピルのことならマイピルへ
低用量ピルやアフターピルのことで少しでもお悩みがあれば、マイピルへご相談ください。マイピルでは、各種ピルの相談や処方を行っています。
マイピルでは低用量ピルやアフターピルのオンライン処方を行っている
マイピルは、低用量ピルやアフターピルの処方を行っているオンライン診療サービスです。「低用量ピルを服用してみたい」「アフターピルが必要になった」などの際は、電話1本で診療を受けられます。
診療は産婦人科医が担当
マイピルの診療は、すべて産婦人科医が対応しています。豊富な知識と経験をもとにしっかり相談に応じているので、お気軽にご相談ください。
最短翌日までに処方された薬がポストに届く
処方された低用量ピルやアフターピルは、最短翌日にポストへお届けします。東京23区内の配送場所であれば、バイク便をご利用いただくことで当日中のお届けも可能です。
アフターピルと低用量ピルの違いに関するよくある質問
最後に、アフターピルと低用量ピルの違いに関するよくある質問にお答えします。
アフターピルと低用量ピルは併用できますか?
アフターピルと低用量ピルは併用できます。低用量ピルを毎日正しく服用できていれば99.7%と高い避妊率を得られるため、飲み忘れがなければアフターピルの必要性は基本的にありません。
しかし、2錠以上の飲み忘れがある場合は妊娠の可能性が高まるためアフターピルの服用を検討しましょう。
低用量ピルはアフターピルの代わりになりますか?
低用量ピルはアフターピルの代わりにはなりません。低用量ピルはあくまでも毎日服用することで避妊効果を発揮するものです。緊急避妊薬としては使えないので注意しましょう。
アフターピルの服用後はいつから性行為ができますか?
アフターピルを服用してから3週間後に妊娠検査薬を使用し、陰性が確認できるまでは性行為を控えてください。
まとめ
アフターピルがあるからといって、日頃の避妊を怠って良いわけではありません。緊急避妊薬として使えるものの、悪心や頭痛などの副作用が比較的出やすいため常用すると体に大きな負担をかけることになります。
日頃から避妊対策をしておきたい方には、アフターピルではなく低用量ピルが向いています。低用量ピルを正しく服用した場合の避妊率は99.7%です。
事前にしっかりと対策をしておきたい方は、低用量ピルの服用を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

監修者
産婦人科専門医原野 尚美
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