排卵期出血と不正出血の見分け方|量・色・時期
「アフターピルをオンライン診療で処方してもらいたいけど、電話で何を聞かれるの?」
「医師に何を伝えればいいの?」
避妊に失敗してしまったかもしれないとき、大きな不安の中でこのように悩んでいる方は多いはずです。
結論からお伝えすると、アフターピルのオンライン診療(電話・ビデオ通話)では、主に 「性行為の日時」「最終生理日」「既往症(持病)」「服薬中の薬」 について確認されます。
内容は婦人科・産婦人科での対面診察とほぼ同様で、医師から責められるようなことは一切ありません。診察自体も5〜10分程度でスムーズに終わることがほとんどです。
この記事では、電話診察で聞かれることの一覧と、事前に準備しておくと安心なポイントをわかりやすく解説します。アフターピルは、性行為から72時間以内(ノルレボ等)または120時間以内(エラ等)の服用が必要です。内容を読みながら、まずは早めに相談することを最優先に動いてください。
アフターピルのオンライン診療(電話・ビデオ通話)とは

オンライン診療とは、スマートフォンやパソコンを使って医師と通話し、診察・処方を受けるサービスです。アフターピル(緊急避妊薬)は厚生労働省の規制緩和以降、オンライン診療での処方が広く普及し、現在では多くのクリニックが夜間や休日も対応しています。
アフターピルのオンライン診療では、原則として 「ビデオ通話」または「電話通話」による医師の診察 が必要です。厚生労働省の指針により、チャットのみ・メッセージのやり取りのみでの処方は認められていません。
オンライン診療の一般的な流れ
- 申し込み・問診票入力:クリニックの公式サイトやLINEから申し込み、Web問診票を入力します。
- 医師による診察:医師から電話またはビデオ通話で連絡が来ます(または予約日時に通話)。
- 問診(5〜10分程度):体調や状況の確認を行います。
- 処方・決済:処方が決定したら、クレジットカード等で決済します。
- 薬の発送・受取:アフターピルが自宅や郵便局留めで届きます(最短当日〜翌日)。
電話・オンライン診察で聞かれること一覧
アフターピルのオンライン診療で医師から聞かれる主な内容は以下の通りです。
| 聞かれること | 回答のポイントと医師が確認する理由 |
| 性行為の日時(いつ) | 何日前か、何時間前かを答えます。72時間・120時間の服用期限内であるかを確認するためです。 |
| 最終生理日 | 直近の生理が始まった日付を答えます。現在の排卵周期や、すでに妊娠している可能性がないかを確認します。 |
| 普段の生理周期 | 大まかな周期(例:28日周期など)を伝えます。不規則でわからなくても問題ありません。 |
| 避妊の失敗の状況 | コンドームの破損や未使用など、どのような状況だったかを伝えます。詳細を深く追求されることはありません。 |
| 現在服用中の薬 | 常用している薬の名前や種類を伝えます。アフターピルの効果を弱めてしまう飲み合わせ(相互作用)を防ぐためです。 |
| アレルギーの有無 | 過去に薬や食品でアレルギーが出たことがあるか伝えます。 |
| 既往症・持病の有無 | 特に血栓症、重篤な肝疾患、乳がんなどの経験がある場合は必ず伝えてください(安全な処方に必須です)。 |
| 授乳中かどうか | 授乳中の場合、服用後に一定期間の断乳が必要になるケースがあるため確認します。 |
| 現在の妊娠の可能性 | 今回の性行為よりも前に、すでに妊娠している可能性がないかを確認します。 |
| アフターピルの服用経験 | 過去に服用したことがあるかを伝えます(初めてでも全く問題ありません)。 |
上記の問診内容は、医師が「あなたにアフターピルを安全に処方できるか」を医学的に判断するための情報です。プライバシーは厳重に守られますので、焦らず正直に答えることがスムーズな処方のポイントです。
問診で「恥ずかしい」と感じることへの対応

「性行為の状況を医師に話すのが恥ずかしい」「怒られたらどうしよう」と不安を感じる方も少なくありません。
しかし、医師は毎日多くの患者さんを診察しており、事務的かつ医学的な視点で淡々と確認を行います。個人を責めたり、プライベートな経緯を根掘り葉掘り追求したりすることは絶対にありません。
問診で求められるのは、あくまで 「医学的に必要な数値や事実(時間や日付)」のみ です。相手が誰だったかといった詳細な説明は不要ですので、安心して受診してください。
また、オンライン診療は対面の診察室とは異なり、自分の部屋から落ち着いて話せる という大きなメリットがあります。「周りの目が気になって婦人科に行きづらい」という方にこそ、オンライン診療はおすすめです。
電話前に準備しておくべきこと
オンライン診療をスムーズに進めるために、医師からの電話を待つ間に以下の準備を整えておきましょう。
① 確認しておく情報
- 性行為の日時:何月何日の何時ごろか(だいたいの時間でOK)
- 最終生理日:直近の生理が始まった日付(カレンダーアプリ等で確認)
- 服用中の薬の名前:お薬手帳や薬のパッケージを手元に用意
- アレルギー・持病の有無:ある場合はメモしておく
② 手元に用意しておくもの
- スマートフォン(電波が良く、静かな場所で通話できる状態にする)
- クレジットカードまたは決済手段(支払い手続き用)
- 配送先住所(自宅、または家族に知られたくない場合は郵便局留めなど)
- 身分証明書(本人確認が必要なクリニックが多いため)
Web申し込み時の「問診票フォーム」をあらかじめ正確に入力しておくと、実際の電話診察の時間をぐっと短縮できます。
電話診察で「処方できない」と言われるケースとは
問診の結果、医師の判断によってアフターピルの処方が見送られる(または別の方法を勧められる)ケースが一部あります。
- 服用期限(72時間・120時間)を大幅に過ぎている場合:時間の経過によりアフターピルの効果が見込めない場合、処方されないことがあります。
- 現在すでに妊娠している可能性が高い場合:アフターピルは妊娠を継続させるのを防ぐ薬であり、すでに成立した妊娠を中断させる効果(中絶効果)はないためです。
- 禁忌(きんき)に該当する持病がある場合:重篤な肝障害や、血栓症の既往など、体質的にピルを服用できない場合。
- 飲み合わせが悪い薬を服用中の場合:一部の抗てんかん薬や抗HIV薬など、併用することでアフターピルの効果が著しく低下してしまう薬を飲んでいる場合。
処方できないと判断された場合でも、医師は適切な代替案(対面の婦人科の紹介など)を案内してくれます。自己判断で個人輸入の薬などを試みることは避け、必ず医師の指示に従ってください。
オンライン診療と対面診察の違い
アフターピルを処方してもらう方法として、オンライン診療と、産婦人科・婦人科への直接受診の違いをまとめました。
| 比較項目 | オンライン診療 | 対面(産婦人科・婦人科)受診 |
| 受診場所 | 自宅など、どこからでもOK | クリニックに来院が必要 |
| 対応時間 | 24時間受付や土日祝も対応の院あり | クリニックの診療時間内のみ |
| 問診内容 | 電話・ビデオ通話で確認 | 問診票の記入 + 医師との対話 |
| 内診の有無 | なし | 医師の判断による(アフターピルのみなら不要が多い) |
| 薬の受け取り | 郵送(最短当日〜翌日)※地域による | その場で処方・受け取り |
| 料金目安 | 5,000〜15,000円程度(+送料) | 6,000〜20,000円程度 |
| プライバシー | 非常に高い(待合室なし) | 待合室で他の患者と会う可能性あり |
※なお、アフターピルは一部の薬局での試行的な販売(スイッチOTC化の検討)が始まっており、処方箋なしで購入できる場合もありますが、取扱店舗が非常に限られていることや購入要件があります。確実かつスピーディーに入手したい場合は、オンライン診療の利用が便利です。
アフターピルの電話診察に関するよくある質問
Q. 未成年でもオンライン診療でアフターピルを処方してもらえますか?
A. 多くのクリニックで未成年の方の利用が可能ですが、年齢(15歳以下など)によっては保護者の同意や同席が必要な場合があります。申し込み前に、クリニックの公式サイトの利用規約やよくある質問を確認しておきましょう。
Q. 電話診察の内容は家族や第三者に知られますか?
A. 医療機関には守秘義務があるため、診察内容が第三者に漏れることはありません。ただし、同居家族に知られたくない場合は、「クレジットカードの利用明細の記載名」や「荷物の品名(雑貨や服として届くか)」、「郵便局留めが利用できるか」を事前にクリニックへ確認しておくことをおすすめします。
Q. 電話(音声のみ)でも処方してもらえますか?
A. 厚生労働省のガイドラインでは、原則として「お互いの顔が見える映像を用いた診察(ビデオ通話)」が推奨されています。ただし、電波状況やスマートフォンの機能制限など、ビデオ通話が困難なやむを得ない事情がある場合に限り、電話(音声のみ)での診察に対応しているクリニックも存在します。
Q. 問診票を入力したら、すぐに薬は発送されますか?
A. いいえ、問診票の入力だけでは処方は完了しません。必ずその後に行われる「医師との通話による診察」が必要です。診察が完了した段階で初めて処方が確定し、発送手続きへ進みます。お急ぎの場合は、診察後すぐに決済を完了させましょう。
Q. アフターピルの服用後に体調が変わったらどうすればいいですか?
A. 服用後に一時的な吐き気、頭痛、倦怠感、不正出血(消退出血)などが起きる場合があります。多くは24時間以内に治まりますが、万が一、服用後3時間以内に吐き戻してしまった場合は、成分が吸収されていない可能性があるため、すぐに処方を受けたクリニックへ相談してください。
まとめ
アフターピルのオンライン診療(電話・ビデオ通話)で聞かれることは、主に 「性行為の日時」「最終生理日」「服薬中の薬」「既往症・アレルギー」 です。これらは対面診察とほぼ同じ内容であり、安全な処方のために欠かせない情報です。
問診は医師があなたの体を守るために行うものであり、プライバシーは厳重に保護されます。恥ずかしがらずに正直に答えることが、確実でスムーズな処方への近道です。
電話の前に「性行為の日時」と「最終生理日」を確認し、スマホとお薬手帳(あれば)を手元に用意しておけば、診察は5〜10分程度で終了します。
アフターピルには「72時間」「120時間」という厳格な服用期限があります。一人で悩んで時間を経過させてしまうよりも、まずは一刻も早く専門の医療機関へ相談することが何よりも大切です。
「マイピル」では、24時間LINEでの相談受付と、電話・ビデオ通話による迅速なオンライン診療に対応しています。「初めてで何を話せばいいかわからない」「緊張してしまう」という方も、まずはLINEからお気軽にご相談ください。丁寧なスタッフと医師が、あなたの不安に寄り添って対応いたします。







