私の生理痛は大丈夫?生理痛の重さレベルをチェックしよう
「最近、メイクしてもなんとなく顔が暗く見える…」
「肌がくすんで見える日はテンションが落ちる」
「もしかして、ホルモンとピルって関係ある?」
そんな不安を感じて、このページにたどり着いた方もいるかもしれません。
20〜30代の女性は、仕事・生活・ライフイベントの変化が重なりやすく、ホルモンバランスの影響も受けやすい時期。
生理周期やストレスが、肌にそのまま出てしまうことも珍しくありません。
この記事では、
「くすみが起こる仕組みと冷えとの関係」
「ピルが肌や冷えにどう影響しうるか」
について分かりやすく解説していきます。
「これくらいの悩みで相談していいのかな」と迷っている方が、少しでも安心して相談できるきっかけになれば嬉しいです。
そもそもくすみってなぜ起こるの?
くすみは、20代でも30代でも起こります。
でも「原因が一つではない」というのがややこしいところ。
まずは「くすみ」とはどんな状態かを整理しておきましょう。
あなたはどれ?くすみの3タイプ。
「くすみ」といっても、いくつかタイプがあります。
①血行不良タイプ
寝不足・冷え・ストレスが重なると起こりやすい。
症状:血流が落ちて顔が“暗く”見える。
②乾燥・ターンオーバー乱れタイプ
夜ふかしが続いたり、忙しくてスキンケアがおろそかになりがちなときに起こりやすい。
症状:古い角質が肌の表面に残り、“透明感がなく”見える。
③メラニン増加タイプ
紫外線や摩擦などで肌表面にストレスが加わったときに起こりやすい。
症状:シミほど濃くないが、全体的に顔が“茶色っぽく”見える。

国立成育医療研究センター監修の「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」でも、「肌荒れやシミ」は女性に多い不快症状の一つとして挙げられており、
生活習慣やホルモンの影響も含めて、総合的にケアしていくことが大切とされています。
つまり「くすみ」は、血流・角層(ターンオーバー)・メラニンのバランスが崩れた“サイン”と考えるとイメージしやすいです。
実はくすみと関係が深い「冷え」
20代から冷えの症状がある女性はとても多く、国立成育医療研究センター監修の「女性の健康推進室 ヘルスケアラボ」でも、冷えは肩こり、疲労、肌荒れなど多くの不調と関係すると解説されています。
血流が悪いと、なぜくすむの?
冷えによって血流が悪くなると、肌に十分な酸素や栄養が届きにくくなり
- 顔が青白く・黄色っぽく見える
- 化粧ノリが悪くなる
- 肌の乾燥やキメの乱れにつながる
など、くすみと直結する肌の不調につながりやすいのです。
つまり栄養不足の状態が起きているんです。
肌荒れや冷えは〇〇不足…?
「冷えやすい」「肌が乾燥しやすい」といった悩みの背景には、実は鉄不足による貧血が隠れているケースもあります。
「女性の健康支援センター ヘルスケアラボ(厚生労働省研究班/2024)」では、
「貧血は女性に非常に多く、若い人でも“肌荒れ・シミ・冷え・疲労感”など複数の不調と関連する」と明確に示されています。
つまり、肌の悩みと鉄不足は強く関連しやすい不調といえます。
鉄は血液中で酸素を運ぶヘモグロビンの材料ですが、鉄不足になると体のすみずみに酸素が行き渡らず、顔色が暗く見えやすくなります。
経血量が多いことも貧血や冷えの背景に
「女性の健康推進室ヘルスケアラボ『月経不順・無月経』解説(2024)」では、
「経血量が多い過多月経も貧血の原因となりうる」と明確に述べられています。
そのため、
- 生理の量が多い
- レバー状の血が多く出る
- 貧血気味と言われたことがある
という場合、肌くすみの原因は“日々のスキンケア”ではなく、月経の状態そのものにある可能性も。
体の内側(血流やホルモン) を整えるためにも、
「経血量が多いかも、、」
と感じる方は、一度医師に相談してみてください。
女性ホルモンと肌の関係
女性の体と肌は、月経周期にともなうホルモン変動の影響を受けています。
女性ホルモンは、大きく分けて肌のハリ・つやを支えるエストロゲンと生理前のだるさやむくみに関係するプロゲステロンの2つがあります。
生理周期によってこの2つのバランスが変わるため、
- 生理前だけ“なんとなく肌が暗い”
- 小鼻・頬の赤みが気になる
- 肌の調子が安定しない
といった変化が、とても起こりやすくなります。

ホルモンバランスが崩れるとどうなる?
エストロゲンとプロゲステロンは月経周期の中でシーソーのように動くため、
生活リズム・ストレス・睡眠不足が続くと簡単に崩れてしまいます。
崩れたときに起こりやすい変化が、
- 肌の乾燥
- 赤み・ニキビ
- くすみ(特に黄ぐすみ)
- 肌が敏感になる
- 色ムラ・肝斑が目立ちやすい
などです。
「なんとなく顔色が悪い」「いつもより肌が暗く見える」という場合は、
ホルモン+自律神経の乱れによる血行不良が背景にあることが多いです。
ピルがホルモンバランスと肌に与える影響
ピルというと「避妊の薬」というイメージが強いかもしれませんが、実はホルモンバランスに働きかけることで、からだ全体にさまざまな変化が起こります。
その前提を理解しておくと、肌への影響もより整理して捉えられるようになります。
ピルの本来の目的
「低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(日本産科婦人科学会, 2023/2024)」では、
低用量ピルは主な目的を避妊とし、併せて期待できる副効用として月経困難症・月経不順・過多月経・PMSなどの改善と整理されています。
つまり、日本のガイドライン上、
「美容目的でくすみや冷えを改善する薬」としてピルが承認されているわけではない
という点は、はっきり押さえておく必要があります。
一方で、
「月経量が減って貧血が改善し、顔色が良くなった」
「ニキビや皮脂トラブルが改善して、肌の凹凸感が減った」
といった「結果として肌の印象が明るくなった」という声があるのも事実です。
この理由を次で解説します。
ピルの副効用として期待できること
「ピル=美肌の薬」ではありませんが、
日本産科婦人科学会のガイドライン(JSOG, 2024)では、ピルを服用することで月経困難症が軽くなり、月経量が減ることで貧血が改善しやすくなることが示されています。
また、生理周期が安定したり、PMSが落ち着いたりすることで、生活リズムが整いやすく、それが肌のゆらぎの減少につながるケースもあります。
ピルを服用すると顔色が明るく見えたり、肌が安定したと感じる人がいるのはこのためです。
肌悩みの際にピルを服用する注意点
一方で、注意しておきたい点もあります。
皮膚科領域では、ホルモンの影響を受けやすい体質の場合、シミが濃く見える時期があることが指摘されています(慶應義塾大学医学部 皮膚科学教室 KOMPAS, 2024)。
これは「ピルを飲むとシミが悪化する」という意味ではなく、もともとシミが出やすい人は、ホルモン変動がより色ムラに影響する可能性があるということです。
つまり、ピルは “肌に良い方向に働く人” と “影響が出やすい人” に分かれることがあります。
そのため、自己判断で始めたり、悩みを抱えたまま継続したりするよりも、
医師と相談しながら、自分の体質に合った使い方を見つけることが大切です。
今日からできるセルフケア
「生理痛が強い」「PMSがつらい」「経血量が多い」などの月経トラブルは、
ホルモンバランスや血流に影響し、くすみや肌荒れとして現れることがあります。
以下のようなセルフケアを行いつつ、つらい時期は我慢せず医師に相談してください。
シミ予防のUV対策
肌のくすみや色ムラが気になるときは、まず毎日のUVケアを見直してみてください。
晴れの日はもちろん、曇りでも通勤や移動中に紫外線を浴びています。
肌への負担が少ないタイプの日焼け止めを毎日塗るだけでも、シミやくすみの悪化を防ぎます。
摩擦レスのスキンケア
洗顔やクレンジングで肌をこすりすぎると、バリアが弱まりくすみが続きやすくなります。
クレンジングは肌になじませるように軽く行い、タオルもそっと押し当てるだけで十分です。コットンを使うときも、できるだけやさしく触れるようにするだけで、肌の調子は変わっていきます。
体を温めて血流アップ
仕事内容にもよりますが、勤務中は座りっぱなしになる時間が多く、気づかないうちに冷えて血流が悪くなりがちです。
体が冷えると顔色もどんよりしやすくなります。
寝る前に軽くストレッチをしたり、湯船につかる日を少し増やしたり、首やお腹を冷やさないよう工夫するだけでも、肌の明るさは変わりやすくなります。
こんなときは受診を
「生理痛が重い」
「経血の量が多い」
「色ムラやシミが目立つ」
「肌荒れが慢性化している」
「冷えやだるさが続く」
もし、こうした悩みが重なったり長く続いたりしているなら、ホルモン・貧血・月経異常のサインかもしれません。
原因がはっきりすると、肌の調子も体の疲れも同時にラクになるケースが多くあります。
小さな違和感ほど、早めに相談することで心身の負担がぐっと軽くなることもあるので、オンライン診療で一度相談してみるのがおすすめです。
まとめ
肌のくすみは、からだからの“小さなサイン”かもしれません。
肌がどんより見える日や、透明感がないと感じるとき。
その背景には、血行や冷え、鉄不足、そして女性ホルモンのゆらぎなど、いくつもの要素が重なっているかもしれません。
低用量ピルの服用により、ホルモンの波が整うことで肌のゆらぎが落ち着く人もいるので、「ただの生理」「よくある肌荒れ」で終わらせず、あなたに合ったケアや治療を一緒に見つけていきましょう。
マイピルのオンライン診療なら、スマホから気軽に相談できるので、つらいと感じる前にぜひ利用してみてください。
参考文献
1. 女性の健康推進室 ヘルスケアラボ (国立成育医療研究センター監修)







