私の生理痛は大丈夫?生理痛の重さレベルをチェックしよう
「最近なんだか体がだるい」「気分が落ち込みやすい」そのような不調を感じていませんか?もしかすると、ホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
ホルモンバランスの乱れは、身体的な症状だけでなく、心の状態や美容にも影響を及ぼすことがあります。しかし、自分でその乱れに気づくのは簡単ではありません。
本記事では、ホルモンバランスが乱れているかどうかをチェックする方法や乱れの原因、整え方、治療法などを詳しく解説します。
ホルモンバランスの乱れのチェックリスト
ホルモンバランスは、女性の健康や日常生活の質に大きく貢献する重要な要素です。バランスが崩れると、身体的な不調だけでなく、精神面や美容面にもさまざまなトラブルが生じます。
ここでは、ホルモンバランスが乱れることで起こる以下の3つの不調を詳しく見ていきましょう。
- 身体的な不調
- 精神的な不調
- 美容面での不調
身体的な不調
ホルモンバランスの乱れによって起こる身体的な不調として代表的なのが、生理不順や月経過多、月経困難症などの月経トラブルです。
さらに、慢性的な頭痛、めまい、冷え性、動悸、倦怠感などの全身症状があらわれることもあります。これらの症状は自律神経の働きと密接に関係しており、ホルモンの乱れが神経系に影響を与えることで発生すると考えられています。
精神的な不調
ホルモンバランスの乱れは、精神的な健康にも大きな影響を及ぼします。例えば、理由もなくイライラしたり、涙もろくなったり、不安感が強まったりなど情緒不安定な状態が続く場合は、ホルモンの分泌異常が関係していると考えられるでしょう。
また、集中力や記憶力の低下、睡眠の質の悪化などもホルモン変動によって起こることがあります。
美容面での不調
ホルモンバランスの乱れは、美容面にも影響します。ニキビの増加、乾燥肌、くすみ、肌のハリや弾力の低下が典型的です。これは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少することで肌の水分保持機能や新陳代謝が低下するために起こります。
さらに、髪の毛がパサついたり抜け毛が増えたりといった症状が見られることもあります。
ホルモンバランスが乱れる主な原因
ホルモンバランスは、日常生活のさまざまな要因により乱れることがあります。ここでは、よく見られる6つの主な原因を見ていきましょう。
ストレス
ホルモンバランスを崩す原因としてまず挙げられるのが、ストレスです。ストレスを受けると、脳の働きが影響を受け、ホルモン分泌が乱れることがあります。慢性的にストレスを受けると、エストロゲンやプロゲステロンの分泌量が低下し、月経不順が見られることも珍しくありません。
不規則な生活
睡眠時間がバラバラであったり、夜ふかしや過度な労働が続いたりすると、体内時計が乱れ、自律神経やホルモン分泌に悪影響を及ぼします。特に深夜の生活が習慣化している方は、メラトニンや成長ホルモンの分泌が妨げられ、体調を崩しやすくなるケースもあるでしょう。
食生活の乱れ
栄養バランスの悪い食生活は、ホルモンの合成に必要な栄養素が不足し、バランスが乱れる原因となります。ビタミンB群や鉄分、亜鉛などの不足は、女性ホルモンの分泌を低下させるため、不調をきたすこともあるでしょう。
運動不足
運動には、ストレスを緩和する効果があります。運動不足の状態が続くと、ストレスがたまりホルモンバランスに影響が出ることがあります。激しい運動を行う必要はありませんが、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を日常に取り入れましょう。
加齢
年齢を重ねると、女性は更年期に入り、エストロゲンが大きくゆらぎながら徐々に低下します。これにより、ほてりや発汗、倦怠感などの症状に悩まされる人も出てきます。これは自然な身体の変化ではありますが、体調不良や精神的な不安定さを引き起こすこともあるため要注意です。
急激なダイエット
短期間で体重を落とそうとする急激なダイエットは、ホルモンバランスに深刻な影響を与えます。極端なカロリー制限や栄養不足は、脳がホルモン分泌を調整する機能が低下することがあるのです。その結果、月経が止まったり肌や髪の状態が悪化したりする場合があります。
ホルモンバランスを整える方法
ホルモンバランスの乱れは、日常生活に密接に関係しています。生活習慣を見直すことで改善できるケースも少なくありません。
ストレスをため込まない
ホルモンバランスを整えるためには、ストレスを意識的に軽減することが重要です。ストレスが続くと、ホルモン分泌の司令塔が影響を受けてしまいます。深呼吸や瞑想、趣味の時間を持ち、自分なりのリラックス方法を見つけてストレスをため込まないようにしましょう。
規則正しい生活を送る
規則正しい生活習慣は、ホルモンの分泌リズムを安定させるために欠かせません。まずは、毎日同じ時間に起きて、同じ時間に眠るという基本的な生活リズムを守ることが大切です。質のよい睡眠の確保が、ホルモンバランスの安定につながります。
バランスの良い食事を摂る
タンパク質、ビタミンB群、ビタミンE、鉄分、亜鉛はホルモンバランスを整えるのに役立つといわれています。納豆や豆腐、緑黄色野菜や魚介類、ナッツ類を積極的に摂るよう意識しましょう。
適度な運動を行う
運動を行うと、幸せホルモンと呼ばれているセロトニンの分泌が活性化されます。特に有酸素運動はストレスの軽減や自律神経の調整に役立つため、積極的に行いましょう。ウォーキングや軽いジョギング、ヨガなどがおすすめです。
ホルモンバランスの乱れの治療法
ホルモンバランスの乱れは、生活習慣の改善によって回復が見込める場合もありますが、症状が重い場合は医療機関での治療が必要です。ここでは、ホルモンバランスの乱れによって起こる生理不順や更年期障害の主な治療法を紹介します。
生理不順の治療
正常な生理周期は25~38日と定義されています。この期間を外れる場合は、生理不順です。生理不順を治療するには、まず基礎体温の測定や検査を行い、原因を特定するところから始まります。
排卵障害がある場合は排卵誘発剤や低用量ピルを用いて治療を行うのが一般的です。また、ストレスや生活習慣の乱れが関係している場合は、心理的アプローチや栄養指導が行われることもあります。
更年期障害の治療
更年期障害は、閉経前後の女性の生じるホルモンの急激な変化によって心身に不調があらわれる状態です。代表的な症状には、ほてり、発汗、イライラ、不眠などがあります。治療法としてはホルモン補充療法が代表的です。また、漢方薬を使用することもあります。
低用量ピルの相談ならマイピル
ホルモンバランスの乱れによる不調をきちんと治療したいと考えている方もいるでしょう。さまざまな治療法がありますが、中でも低用量ピルは生理不順やPMSなどに効果が期待できる治療です。
マイピルでは、オンライン診療を通じて低用量ピルの処方を行っています。
自宅にいながら産婦人科医に直接相談できる
マイピルでは、スマートフォンの通話機能を使用して産婦人科医に直接相談することが可能です。症状や不安に思っていることを、対面診療を受けるときと同様に相談できます。
「婦人科に行くのが恥ずかしい」「時間が取れない」と感じている方でも、プライバシーを守りながら安心して診療を受けられます。
最短翌日に自宅までピルが配送される
マイピルでは、オンライン診療の後に処方が確定した場合、最短翌日に処方されたピルが自宅まで配送されます。配送されるので薬局まで出向く必要がなく、通院の手間を大幅に省けるのが大きな利点です。
土日祝日でも診療を受けられる
マイピルは、平日のみならず土日祝日にも診療を受け付けています。平日は仕事や学校で時間が取れない方でも、自分のライフスタイルに合わせて無理なく医師の診断を受けることが可能です。診療予約もLINEやWEBから24時間行えます。
ホルモンバランスの乱れに関するよくある質問
最後に、ホルモンバランスの乱れに関するよくある質問にお答えします。
ホルモンバランスを整える食べ物はありますか?
ホルモンバランスを整えるためには、特定の食べ物だけを摂るのではなく、栄養バランスに優れた食事を摂ることが重要です。ビタミンB6やビタミンE、ビタミンD、鉄分などを意識して摂りましょう。
ホルモンバランスを整えるサプリはありますか?
サプリメントはあくまでも不足している栄養素を補うものであり、医薬品のような効果があるわけではありません。そのため、サプリだけでホルモンバランスを整えるのは難しいでしょう。
しかし、ビタミンB群や亜鉛など不足しがちな栄養素を補給するのに役立てることができます。
ホルモンバランスの乱れはおりものにも影響しますか?
ホルモンバランスの乱れは、おりものの性状にも影響を及ぼす可能性があります。おりものの量が極端に増減したり、色やにおいが変化したりする場合はホルモンバランスが乱れている他、婦人科系の病気が潜んでいる可能性も考えられます。
まとめ
ホルモンバランスの乱れは、身体的・精神的、美容面にわたる多様な不調としてあらわれることがあります。まずはセルフチェックを行い、今の自分の状態を正しく把握することが大切です。
そのうえで、ストレスの軽減や規則正しい生活、栄養バランスの整った食事、適度な運動を心がけましょう。症状が重い場合や自己対処が難しいと感じたときは、早めに医療機関に相談してください。







