生理がなかなか終わらない!?出血が長引く過長月経とは
副作用が少ない低用量ピルはどれ?頻度や分類法、種類を解説
監修者:産婦人科医 原野尚美
最終更新日

低用量ピルを服用するときに気になるのが副作用です。人によっては吐き気や頭痛の副作用が強く出てしまい、服用を継続できないこともあります。
また、副作用が怖くて低用量ピルの服用を始めるのに抵抗を感じている方もいるでしょう。
今回は、副作用が少ない低用量ピルはどれなのか、どのような種類の低用量ピルがあるのかを詳しく解説します。
目次
- 1.低用量ピルの種類は2つの区分で分類される
- 2.低用量ピルの世代ごとの違い
- 3.低用量ピルであらわれることがある副作用
- 4.低用量ピルの種類別に見た副作用の頻度
- 5.マイピルで扱っている低用量ピル
- 6.低用量ピルの処方ならマイピル
- 7.低用量ピルの副作用に関するよくある質問
- 8.まとめ
低用量ピルの種類は2つの区分で分類される
通常、低用量ピルは「◯相性」や「◯世代」というように分類することが一般的です。それぞれどのような基準で分類するのか見ていきましょう。
「1相性」または「3相性」で分ける方法
低用量ピルには、「1相性」「3相性」の2種類があります。1相性も3相性も避妊効果や生理痛の軽減効果などは変わりません。
しかし、3相性のほうがより自然な状態で体内のホルモンバランスを保てることから、不正出血の副作用が起こりにくいといわれています。
1相性 | エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の配合量が1シートを通して変わらない。 |
---|---|
3相性 | エストロゲンとプロゲステロンのホルモン量が3段階に分かれている。 |
「第一世代」~「第四世代」で分ける方法
低用量ピルにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類の女性ホルモンが含まれています。含まれているエストロゲンの種類は、どの低用量ピルもエチニルエストラジオールという同じものです。
プロゲステロンは、低用量ピルの種類によって異なります。低用量ピルの世代は、含まれているプロゲステロンの種類で決まります。
世代 | 含まれているプロゲステロンの種類 |
---|---|
第一世代 | ノルエチステロン |
第二世代 | レボノルゲストレル |
第三世代 | デゾゲストレル |
第四世代 | ドロスピレノン |
低用量ピルの世代ごとの違い
配合されているプロゲステロンの種類が変わることで、低用量ピルで起こりやすい副作用や特徴なども変わります。世代ごとにどのような違いがあるのか詳しく見ていきましょう。
第一世代
第一世代の低用量ピルには、プロゲステロンとしてノルエチステロンが含まれています。ノルエチステロンは、出血量を減らす効果に優れており、さらに月経困難症に効果を発揮しやすいことが特徴です。
ニキビや肌荒れを改善する効果も期待できるため、美容目的で用いられることも少なくありません。ただし、副作用として不正性器出血や悪心、頭痛、むくみや発疹などが生じやすいといわれています。
第二世代
第二世代の低用量ピルには、レボノルゲストレルが含まれています。不正出血が起こりにくいため、長期にわたって使用しやすいでしょう。第一世代よりもホルモン配合量が少ないため、副作用が起こりにくくなっています。
しかし、頭痛や悪心、下腹部痛やむくみ、体重増加などの副作用が報告されており、人によっては合わない可能性があります。
第三世代
第三世代の低用量ピルには、デソゲストレルが含まれています。男性ホルモンの分泌を抑制する働きに優れているため、月経困難症や避妊だけでなくニキビや肌荒れ、多毛症の治療などにも有効です。
第二世代の低用量ピルと比べるとさらにホルモン量が少ないため、副作用が抑えられています。しかし、こちらも人によっては頭痛や悪心、発疹や視力障害などの副作用が報告されているので注意しましょう。
第四世代
第四世代の低用量ピルには、ドロスピレノンが含まれています。もっとも新しい世代の低用量ピルです。避妊効果が期待できる最小量のホルモン配合量に抑えているため、副作用が比較的起こりにくいことが特徴です。
ただし、まったく副作用が起こらないわけではなく、頭痛や悪心、不正出血などが報告されています。
低用量ピルであらわれることがある副作用
ここでは、第四世代の低用量ピルであるヤーズ配合錠の副作用を紹介します。
低用量ピルの重大な副作用
重大な副作用として、血栓症が報告されています。これは、ヤーズ配合錠だけでなく、すべての低用量ピルで注意喚起が行われている副作用です。
低用量ピルのその他の副作用
その他の副作用には、主に次のものがあります。
5%以上 | 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
---|---|---|---|---|
主な副作用 | 不正子宮出血、下腹部痛、悪心、頭痛 | 乳房痛、腹部不快感、腹痛、便秘、下痢、胃腸炎 | 抑うつ気分、うつ病、動悸、高血圧、月経前症候群 | 乳房腫大、乳汁分泌、消化不良、片頭痛、神経過敏 |
低用量ピルの種類別に見た副作用の頻度
低用量ピルは人によって相性があるため、一概に「この低用量ピルなら副作用が起こらない」とは言えません。しかし、種類によって出やすい副作用が異なるのは事実です。
代表的な低用量ピルについて、それぞれの副作用の発現率を紹介するので、参考にしてみてください。
シンフェーズ | トリキュラー | アンジュ | マーベロン | ルナベル配合錠LD ルナベル配合錠ULD |
|
---|---|---|---|---|---|
悪心 | 6.07% | 29.42% | 16.38% | 11.77% | 26.26% |
頭痛 | 3.4% | 15.08% | 7.97% | 5.84% | 16.16% |
不正出血 | 17.2% | 0.00% | 3.04% | 2.37% | 59.09% |
下腹部痛 | - | 6.49% | 0.43% | - | 2.02% |
※いずれも承認時の副作用を記載
マイピルで扱っている低用量ピル
マイピルでは、以下の6種類の低用量ピルを取り扱っています。
- シンフェーズ
- トリキュラー
- ラベルフィーユ
- アンジュ
- マーベロン
- ファボワール
シンフェーズ
分類 | 第一世代 3相性 |
---|
生理開始後の日曜日から服用を始める低用量ピルです。飲み始める曜日が日曜日に固定されるので、飲み忘れを防ぎやすいでしょう。3相性のため、自然に近い生理周期を作れます。
トリキュラー
分類 | 第二世代 3相性 |
---|
生理初日から5日目までに飲み始める低用量ピルです。不正出血が起こりにくく、安定した生理周期を作りやすい低用量ピルとして知られています。
ラベルフィーユ
分類 | 第二世代 3相性 |
---|
トリキュラーのジェネリック医薬品です。含まれている成分と量はトリキュラーと変わりません。こちらも不正出血が起こりづらく生理周期を安定させやすいことが特徴です。
アンジュ
分類 | 第二世代 3相性 |
---|
トリキュラーやラベルフィーユと同じく、第二世代、3相性の低用量ピルです。不正出血が起こりにくく生理周期を安定させやすいことで知られています。
マーベロン
分類 | 第三世代 1相性 |
---|
第三世代の低用量ピルに含まれているデソゲストレルは、ニキビや肌荒れの原因である男性ホルモンの分泌を抑える働きに優れています。成分はファボワールとまったく同じです。
ファボワール
分類 | 第三世代 1相性 |
---|
マーベロンのジェネリック医薬品です。デソゲストレルが含まれているため、男性ホルモンの分泌を抑制しニキビや肌荒れを改善する効果が期待できます。
低用量ピルの処方ならマイピル
低用量ピルのことで少しでも悩みがあるなら、マイピルへご相談ください。マイピルは、ピルの処方を行っているオンライン診療サービスです。
電話1本で産婦人科医の診療を受けられます。朝8時から夜20時まで診療を行っているので、仕事や学校で忙しい方でも気軽に受診できます。
低用量ピルの副作用に関するよくある質問
最後に低用量ピルの副作用に関するよくある質問にお答えします。
低用量ピルで激太りすることはありますか?
低用量ピルに脂肪を増やす作用はありません。しかし、むくんで水分量が増え、体重が増えることがあります。
低用量ピルが体に慣れるまでどれくらいかかりますか?
低用量ピルが体に慣れるまでには、個人差がありますが約2~3カ月かかるといわれています。飲み始めに副作用が出てしまった場合でも、2~3カ月服用を続けると落ち着いてくるでしょう。
低用量ピルを飲んでいると将来不妊になりますか?
低用量ピルを服用していても将来的に不妊になることはありません。ほとんどの方は、低用量ピルを服用して3カ月以内に生理や排卵が再開します。
まとめ
低用量ピルにはさまざまな種類があり、種類によって出やすい副作用が異なります。「この低用量ピルなら副作用が少ない」と言い切ることはできませんが、自分に合う低用量ピルを使用すれば最小限の副作用で済むでしょう。
低用量ピルの副作用が気になる方、低用量ピルについて悩みがある方はマイピルへお気軽にご相談ください。産婦人科医がしっかりとあなたのお悩みをお聞きします。

監修者
産婦人科専門医原野 尚美
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