生理を早く終わらせるには?生理をコントロールする方法
「ピルを飲んでみたいけれど、副作用が怖くてなかなか一歩を踏み出せない…」そんな不安を抱えていませんか?吐き気や頭痛、不正出血など、お薬による副作用は誰にとっても心配なものです。
しかし、低用量ピルにはさまざまな種類があり、ご自身の体質に合ったものを選ぶことで、副作用を最小限に抑えながら快適な毎日を送るサポートをしてくれます。
この記事では、副作用が少ない低用量ピルの選び方や、世代別の特徴、そして万が一副作用が出てしまったときの対処法について、初めての方にもわかりやすく丁寧に解説します。
低用量ピルの種類は2つの区分で分類される
一口に「低用量ピル」と言っても、含まれているホルモンの配合や種類によっていくつかのグループに分けられます。一般的には「◯相性」というホルモン量の変化による分け方と、「◯世代」という開発された順番(含まれる黄体ホルモンの種類)による分け方の2つがあります。
それぞれの違いを知ることで、自分に合いそうなお薬のイメージが掴みやすくなります。
「1相性」または「3相性」で分ける方法

低用量ピルには、主に「1相性(いっそうせい)」と「3相性(さんそうせい)」の2種類があります。どちらも避妊効果や、生理痛を和らげる効果に大きな違いはありませんのでご安心ください。
大きな違いは、1シートの中でホルモンの配合量が変わるかどうかです。3相性は女性の本来のホルモン変化に近づけて作られているため、不正出血などのマイナートラブルが起こりにくいと言われています。
・1相性
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の配合量が、1シートを通してずっと一定のまま変わりません。ホルモン量が一定なので、生理日をずらす「月経移動」などがしやすい特徴があります。
・3相性
エストロゲンとプロゲステロンのホルモン量が、シートの中で3段階に分かれています。より自然な女性の体の周期に近い状態を作れるため、不正出血が起こりにくいとされています。
「第一世代」から「第四世代」で分ける方法
低用量ピルには、2種類の女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)が含まれています。このうち、エストロゲンの種類はどの低用量ピルも同じですが、プロゲステロン(黄体ホルモン)は開発された時期によって種類が異なります。
このプロゲステロンの種類の違いが「世代」となります。世代が進むごとにホルモンの量が少なくなる傾向があり、副作用の出方や得意とする効果が少しずつ異なります。
・第一世代:含まれているプロゲステロンの種類「ノルエチステロン」
・第二世代:含まれているプロゲステロンの種類「レボノルゲストレル」
・第三世代:含まれているプロゲステロンの種類「デゾゲストレル」
・第四世代:含まれているプロゲステロンの種類「ドロスピレノン」
低用量ピルの世代ごとの違いと特徴

配合されているプロゲステロン(黄体ホルモン)の種類が変わることで、低用量ピルが持つ特徴や、起こりやすい副作用も変化します。ここでは、それぞれの世代がどのようなお悩みを持つ方に向いているのかを詳しく見ていきましょう。
第一世代の特徴
第一世代の低用量ピルは、出血量を減らす効果に優れており、ひどい生理痛(月経困難症)に悩んでいる方によく処方されます。
また、ニキビや肌荒れを改善する効果も期待できるため、美容面での悩みを抱える女性にも選ばれることがあります。ただし、飲み始めの時期には不正出血や吐き気、頭痛、むくみといった副作用が他の世代よりも少し出やすい側面があります。
第二世代の特徴
第二世代の低用量ピルは、第一世代に比べて不正出血が起こりにくいのが大きなメリットです。生理周期をカッチリと安定させやすいため、長期間にわたって安心して使い続けやすいお薬です。
ホルモン配合量も抑えられているため副作用は起こりにくくなっていますが、人によっては頭痛や下腹部痛、むくみによる体重増加などを感じることがあります。
第三世代の特徴
第三世代の低用量ピルは、男性ホルモンの働きを抑える力が強いのが特徴です。そのため、大人ニキビや肌荒れ、多毛症といったお肌のトラブル改善にとくに有効とされています。
第二世代よりもさらにホルモン量が少なく調整されているため、吐き気などの副作用も抑えられています。お肌をきれいに保ちつつ、しっかり避妊や生理痛のケアをしたい方に好まれます。
第四世代の特徴
第四世代の低用量ピルは、現在もっとも新しく開発されたお薬です。ホルモン配合量が極限まで少なく抑えられています(超低用量ピルと呼ばれることもあります)。寝ている間にホルモンのピークが来るため、気持ち悪さを感じにくくなります。
また、むくみにくい性質も持っているため、ピルによる体重増加が心配な方にも向いています。主に月経困難症や、重いPMS(月経前症候群)の治療薬として処方されます。
低用量ピルであらわれることがある副作用
「ピルの副作用は怖い」というイメージを持つ方も多いですが、正しく知識を持っていれば過剰に恐れる必要はありません。ここでは、低用量ピル全般であらわれる可能性のある副作用について解説します。
飲み始めに多いマイナートラブル(初期症状)
ピルを飲み始めた最初の1〜2ヶ月は、体が新しいホルモンバランスに慣れようとするため、以下のような症状が出やすくなります。これらは「マイナートラブル」と呼ばれ、多くの場合、飲み続けるうちに自然と落ち着いていきます。
・吐き気、胃のむかつき
・頭痛、軽いめまい
・乳房の張りや痛み
・不正出血(生理以外の時期の少量の出血)
・気分の落ち込み、眠気
絶対に知っておきたい重大な副作用「血栓症」

低用量ピルを服用する上で、一番気をつけなければならないのが「血栓症(けっせんしょう)」です。血栓症とは、血管の中に血の塊ができ、血管を塞いでしまう病気です。
発生する確率は年間1万人あたり数人程度とごく稀ですが、万が一発症した場合は命に関わることもあります。とくに飲み始めてから最初の3ヶ月間に起こりやすいとされています。
以下のような初期症状があらわれた場合は、すぐにピルの服用を中止し、救急医療機関を受診してください。
・ふくらはぎの激しい痛みやむくみ、赤み
・突然の息切れ、胸の押しつぶされるような痛み
・激しい頭痛、視界が急にぼやける
・言葉がうまく出ない、舌がもつれる
・手足のしびれや麻痺
血栓症を予防するためには、こまめな水分補給を心がけ、長時間同じ姿勢で座り続けないよう適度に体を動かすことが大切です。
低用量ピルの種類別に見た副作用の頻度
低用量ピルは人によって相性が大きく分かれます。そのため、「絶対に副作用が起きない」お薬はありません。しかし、お薬の種類によって出やすい副作用のデータは存在します。
代表的な低用量ピルの世代ごとの副作用発現率(目安)をご紹介しますので、お薬選びの一つの参考にしてみてください。(※数値は各代表的な医薬品の承認時データに基づきます)
吐き気・悪心
第一世代(代表薬):約6%
第二世代(代表薬):約16~29%
第三世代(代表薬):約11%
頭痛
第一世代(代表薬):約3%
第二世代(代表薬):約7~15%
第三世代(代表薬):約5%
不正出血
第一世代(代表薬):約17%
第二世代(代表薬):約0~3%
第三世代(代表薬):約2%
副作用が出てしまったときの過ごし方と対処法
もしピルを飲み始めて吐き気や頭痛が出てしまった場合、「このまま飲み続けて大丈夫かな…」と不安になりますよね。そんな時は、以下の対処法を試してみてください。
まず、吐き気は空腹時に強く出やすいため、ピルを飲む時間を「就寝前」や「夕食後」に変更してみるのがおすすめです。寝ている間にホルモンのピークが来るため、気持ち悪さを感じにくくなります。
また、頭痛や腹痛がある場合は、市販の鎮痛剤(痛み止め)や吐き気止めを一緒に飲んでも基本的には問題ありません。
ただし、症状が生活に支障が出るほど辛い場合や、3ヶ月以上経っても改善しない場合は、無理をして飲み続ける必要はありません。お薬が体に合っていない可能性があるため、早めに医師に相談し、別の種類のピルに変更してもらいましょう。
マイピルオンラインでご提案する低用量ピルの種類
マイピルオンラインでは、患者様一人ひとりの体質やお悩みに合わせられるよう、第一世代から第三世代までの複数のお薬(先発医薬品およびジェネリック医薬品)をご用意しております。診察を通して、医師があなたの体質やお悩みに適したお薬を提案いたします。
第一世代 3相性のピル
生理が始まった後の最初の日曜日から服用をスタートするタイプのお薬です。飲み始める曜日が常に日曜日に固定されるので、飲み忘れを防ぎやすく、週末に生理がかぶりにくいというメリットがあります。
第二世代 3相性のピル(先発薬・ジェネリック)
自然な女性のホルモンバランスの変化に近いため不正出血が起こりにくく、安定した生理周期を作りやすい、非常にポピュラーな低用量ピルです。長期間にわたって安定した効果を発揮しやすいのが特徴で、お薬代を抑えやすいジェネリック医薬品も選択可能です。
第三世代 1相性のピル(先発薬・ジェネリック)
1シートを通じてホルモン量が一定のピルです。男性ホルモンの働きを抑える力が強いため、避妊や生理痛の改善だけでなく、大人ニキビや肌荒れといったお肌のトラブルに悩んでいる方に適しています。こちらもジェネリック医薬品の取り扱いがございます。
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低用量ピルの処方・ご相談ならマイピルオンラインへ
「自分に合うピルがわからない」「副作用が出たらどうしよう」と不安に思っている方は、ぜひ一度マイピルオンラインにご相談ください。
マイピルは、スマホひとつで産婦人科医の診察を受けられ、お薬が自宅のポストに届くオンライン診療サービスです。朝8時から夜20時まで診療を行っているため、お仕事や学校で忙しく、なかなか病院に行く時間が作れない方でもご自宅からリラックスして受診いただけます。
診察では、医師があなたの体質や不安に寄り添い、一番ぴったりなお薬をご提案します。
※医師の診察結果によっては、処方できない場合もございます
【費用・オンライン診療に関する注意事項】
・低用量ピルの費用について(自由診療):お薬代 1シート 3,300円(税込)/診察料1,650円(税込)/送料550円(税込)
・当サービスのピル処方は、すべて公的医療保険が適用されない自由診療となります。
・問診や診察の結果、医師の判断によりオンラインでの処方が困難と判断された場合、またはより精密な検査が必要と判断された場合は、お近くの医療機関での対面診療を推奨・ご案内させていただく場合がございます。
低用量ピルの副作用に関するよくある質問(FAQ)
ここでは、ピルを始める前によく寄せられる疑問にお答えします。
Q. 低用量ピルを飲むと激太りすることはありますか?
A. ピル自体に、直接脂肪を増やして太らせる作用はないとされています。ただし、飲み始めの時期はホルモンバランスの変化により体に水分を溜め込みやすくなり、「むくみ」によって一時的に体重が1〜2kg増えたように感じることがあります。また、食欲が増進する方もいるため、食べ過ぎには注意しましょう。
Q. 副作用で気持ち悪くなっても、体が慣れるまでどれくらいかかりますか?
A. 個人差はありますが、多くの方は約2~3ヶ月ほど服用を続けると体がホルモンに慣れ、吐き気や頭痛などのマイナートラブルは自然に落ち着いていきます。どうしても辛い場合は、医師に相談してお薬の種類を変えてもらうことも可能です。
Q. 長くピルを飲んでいると、将来妊娠しにくくなる(不妊になる)ことはありますか?
A. ピルの服用が原因で不妊になるという医学的な根拠はありませんので、ご安心ください。むしろ、子宮内膜症などの病気の予防につながり、将来の妊娠に向けた体を守る役割も果たします。服用をやめれば、ほとんどの方は3ヶ月以内に自然な排卵と生理が再開し、妊娠が可能になります。
まとめ
低用量ピルにはいくつもの種類があり、世代や相性によって出やすい副作用が異なります。「絶対に副作用がないピル」を探すのは難しいですが、医師と相談しながらご自身の体質に合ったお薬を見つけることで、副作用の辛さを最小限に抑えることは十分に可能です。
ピルは正しく服用すれば、高い避妊効果が期待できるだけでなく、重い生理痛の軽減、お肌の改善、PMSの緩和など、女性の生活をぐっと快適にしてくれる心強い味方です。
副作用が不安で迷っている方、今飲んでいるピルが合わなくて悩んでいる方は、一人で悩まずにマイピルオンラインの医師にお気軽にご相談ください。あなたの健やかな毎日を、しっかりとサポートいたします。







